マンション管理士試験の難易度

「合格率」というのは、試験の難易度を測るうえで絶好の物差しとなります。
しかしその一方で、試験の難易度というのは、合格率という数字だけでは測りきれない部分があるのもまた事実です。
このページでは、マンション管理士試験の難易度について、合格率とは別の観点から探っていきたいと思います。

●試験内容

マンション管理士試験の出題範囲は、以下のように定められています。
(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること
(2)管理組合の運営の円滑化に関すること
(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること
(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関すること

簡単にまとめると、(1)法令関係、(2)管理・運営関係、(3)構造・設備関係、(4)適正化関係の4つに整理できるわけですが、たとえば、法律と、マンションの構造・設備とでは内容も違えば、勉強方法も全然違います。このあたりが、マンション管理士試験が難しいと言われる理由のひとつでもあります。

ただし、幅が広いぶん、一個一個で問われる内容はさほど深いものではありません。
また、業務経験や得意分野がある受験生は、弱点克服に特化した受験勉強も可能なので、「受験勉強はしやすい」といった声もよく聞かれます。

●学習時間

「受験勉強はしやすい」という声は、学習時間にも反映されています。
マンション管理士試験に合格するために必要な総学習時間は500~700時間と言われています。一方、マンション管理士試験と合格率がほぼ同じの行政書士試験や社労士試験の学習時間はおよそ1000時間です。
このことからも、マンション管理士試験は合格率の低さほどには、取り組みにくい相手ではないことがおわかりいただけるのではないでしょうか。

●合格点

マンション管理士試験は、取り組みにくい相手ではありませんが、ただし油断は禁物です。
特に怖いのが、合格基準が明確に定められていない点です。

過去のデータを見てみると、50点満点中30点で合格できた年度もあれば、37点でも合格できない年度もありました。
「36点」というのが、合格の目安とは言われていますが、「40点」くらい取れるように受験勉強には取り組む必要があります。

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